多摩川の生き物

大河川は生き物の生息地として大変重要です。とりわけ河川敷の河畔林や草地における生物多様性の高さは特筆すべきものがあります。意外かもしれませんが、河川敷の生き物は、里山の雑木林と共通する種が多いのが特徴です。

多摩川は都内最大の河川です。都市部の緑地は多くが分断化されていますが、多摩川のような連続的な緑地は、哺乳類などが移動・分散するための通り道としても重要な機能があると思われます。残念ながら多摩川の河川敷は、公園整備などの大規模開発の影響を受け続けていますが、それでも依然貴重な生き物がしぶとく生き続けています。このページでは多摩川を象徴する生き物を紹介したいと思います。

 

マイマイカブリ

ヒゲコガネ

野鳥