春の渡り

当地では、キビタキやセンダイムシクイなどが渡りの優占種として観察されます。5月上旬から中旬にピークを迎え、キビタキは5羽程度、センダイムシクイは多い日で10羽以上観察されることがあります。オオルリやコサメビタキもほぼ毎年観察されますが、多くの場合、シーズンを通して3羽以下です。

当地を特徴づける種として、サンコウチョウとエゾムシクイが挙げられます。これらの種は比較的都内では記録の少ない種ですが、毎シーズン5羽前後が観察されます。